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自分ばかりが頑張っている?パートナーを責めてしまう理由とは

自分ばかりが頑張っている? 夫婦のヒント

自分ばかり頑張っている気が…

イライラする女性

「何だか、自分ばかりが頑張っているような気がする…」

みなさんは夫婦関係において、このように感じたことはありませんか?何を隠そう、私もちょくちょくこのように感じることがあります。

この「自分ばかり頑張っている」という考えは、結構やっかいです。なぜなら、この言葉の裏には「自分は頑張っている」と「相手は何もしていない」という2つの感情が隠れているからです。

一度、このように考え始めると、妄想がだいたいネガティブな方向に膨らんでしまいます。そうするとパートナーを攻撃する気持ちが強くなり、不満をため込むか相手を責めるかの二択になってしまうでしょう。

そもそも、多くの夫婦は相手に愛情を感じて暮らしているはず。それが、なぜこのような強いネガティブな感情を持ってしまうのか?

実はその秘密が、私たちの脳の仕組みにあったのです。

自分ばかりが頑張っていると考える理由

理由を考える

なぜ私たちは、「自分ばっかり頑張っている」と考えてしまうのでしょうか?その大きな理由は、私たち人類が集団で生きる習性を持っているからです。

人類は他の生物よりも大きな集団を形成することで、肉体的なハンデを乗り越えてきました。それでは、集団を形成するとき、とても重要なポイントとは何でしょうか?その答えは大きく分けると2つあります。

  • 味方同士のつながりや連携を強める
  • 敵と味方をしっかりと分ける

実はこれら2つの要素は、感情的に対立することがイメージできますでしょうか?味方とは親しい関係を築いて助け合う。敵とは明確に距離を置いて闘う。

これら相反する感情を持たなければ、人は集団をうまく形成できないのです。この感情こそが「自分ばかりが頑張っている」と考える理由。そして、その感情に大きな影響を与えているのが、愛情ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」です。

愛情ホルモン「オキシトシン」とは

脳に良いホルモン

オキシトシンとは脳内の視床下部で生産され、脳下垂体から分泌される神経伝達物質。脳や身体の広範囲に働きかけ、さまざまな作用をもたらします。

オキシトシンの主な心理効果は、以下の通りです。

  • 幸せや愛に満たされる感覚になる
  • ストレスが軽減される
  • 他社への信頼感が高まる
  • 記憶力が向上する

オキシトシンは親しい人やかわいいものと触れ合うことで分泌されやすくなります。それらの心理効果は、恋人や赤ちゃん、ペットなどと触れ合っているシーンなどをイメージすると良いでしょう。

つまり、オキシトシンの働きは自分と親しいもの(=味方)をしっかりと認識する。そして、愛情やつながりを感じて、その味方を守ろうと考えさせているのです。

愛情ホルモンの副作用

愛情ホルモンの副作用

人間が周りと強いつながりをつくるのに、重要な働きをするオキシトシン。しかし、このオキシトシンにはネガティブな副作用があります。その副作用のひとつが、「攻撃性や嫉妬心が強まること」です。

集団が危機にさらされる原因は大きく2つ。

  • 外敵から攻撃される
  • 内部から崩壊する

このような危機を迎えないため、オキシトシンの分泌状況によっては一時的に攻撃性や嫉妬心が強まるという傾向があります。

「外敵からの攻撃」と認識するのは、味方に何かしらの攻撃があったとき。恋人との関係を否定されたり、子供の利益を守ろうとして過剰に反応するケースなどが該当します。

また、「内部からの崩壊」を防ぐのは嫉妬の働き。恋人や夫婦関係であれば、浮気などのとき、オキシトシンのネガティブな働きが強くなります。

このネガティブな働きが強くなる「家事や育児を協力してくれない」「仕事の大変さを理解してくれない」などのケース。このときに発動する心理状態が、「自分ばかりが頑張っている」という感情です。

つまり、「自分ばかりが頑張っている」と考えてしまうのはオキシトシンの影響による本能の働き。このように考えている時は、ほとんどのケースで冷静さを失っています。

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パートナーを責めてはいけない理由

夫婦関係が悪化する

もし、「自分ばかりが…」と考えてしまう場合は、絶対に感情に任せてしまってはいけません。なぜなら、ほとんどのケースでは、頑張っているのは自分だけではないからです。

まずは深呼吸して、「オキシトシンのネガティブ面が発動している」と考えてください。そして少し心が落ち着いたら、パートナーを感情的に責めても何も解決しないことを思い出しましょう。

みなさんは「人は自分の鏡」ということわざを聞いたことがありませんか?このことわざの意味は「他人の言動は鏡に自分をうつす鏡のようなものであるから、他人を見て自分の言動を振り返ろう」ということ。

実は人間には、自分に向けられた感情を相手に返すという「返報性の原理」が働くと言われています。もし、みなさんが感情に任せてパートナーを責めてしまうと、相手は本能的に反撃感情を抱きます。

感情に任せず、冷静に「本当に自分ばかりが頑張っているのかな?」と考えてみましょう。ほとんどのケースでは、頑張っているのは自分だけではないと気付くはずです。

もし、冷静に考えても「自分ばかり…」だったら、それはパートナーとしての関係性が壊れているかもしれません。相手を責めるよりも、家族や親友、専門家などの信頼できる人に相談してみましょう。

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自分ばかり頑張っていると思わない方法

夫婦で一緒に頑張る

それでは、どうすれば「自分ばかり頑張っている」と思わないで済むようになれるでしょうか?
そのポイントは「感謝の気持ち」です。

「自分ばかり…」と思う気持ちの裏には、自分の頑張りを認めてもらいたいという気持ちがありませんか?これは言葉を変えると「もっと感謝されたい」という感情です。

ここで先ほど出てきた「返報性の原理」を考えてみましょう。相手は自分が向けた感情を返してくる存在。「もっと感謝しろ!」という感情をぶつければ、相手は「私の方こそ感謝しろ!」と返してきます。

それでは「いつもありがとう!」という感情を相手に投げかけたらどうなるでしょうか?返報性の原理から考えれば「こちらこそ、ありがとう」という感情を返すようになります

私は数年前から、この言動を心がけるようにしました。始めのうちは妻からの反応が物足りなく、心折れそうになったこともあります。

ですが、長く続けるほど、その効果ははっきりと表れてきました。最近では妻の照れ隠しが、結構かわいく思えることも多々あります。

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まとめ

「自分ばかり頑張っている」という感情は、人類が生き抜くために備えられた心の働き。ですがこの働きは、長きにわたる狩猟時代に築かれたもの。現代の社会構造には、適合しないケースの方がほとんどです。

この事実を認識していれば、いざというときも冷静さを取り戻せるはず。そして事実を冷静に分析して、相手に助けてもらっていることには感謝の気持ちを持ってみましょう。

きっと、パートナーと良い関係を築くヒントが、見つかると思いますよ!

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投稿者プロフィール

半田 将人
半田 将人
「人の心理をもっとロジカルに分析できないか」という考えのもと、人間心理の研究と診断開発に一貫して携わってきた専門家。

心理学者・多湖輝氏が主催された「多湖輝研究所」に所属した経験を活かし、診断テスト開発者として30年以上にわたり、多くの企業向けに様々な診断コンテンツを開発。

特に以下の分野で実績を保有しています。
・男女の心理分析: 大手結婚情報誌向け「結婚相性診断テスト」
・性格・学習分析: 大手メーカー向け「教育診断テスト」
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