ときめきは恋愛の正体?

ときめきは恋愛の正体?非日常で恋愛モードに切り替えろ

2022年12月19日 投稿者: トライフィール

人はときめきで恋をする

人はときめきで恋をする

人はときめきによって恋愛感情を抱きます。
恋愛感情を抱いたからときめくわけではありません。

みなさんは、どうやって自分の恋心を感じていますか?
おそらく多くの人が、「胸のときめき」によって自分の恋心を感じています。

心理学では、度々「吊り橋効果」の話がでてきますよね。
学生時代にその話を聞いたときは、「恋はそんなに単純じゃないはず!」と思っていました。
いやー、あの頃は本当に若かった…。
ところが、人の心理や脳の働きを学んでいくと、「吊り橋効果」の話はかなり説得力が増してきました。

そもそも、人はなぜ恋愛するのか?
それは「子孫繫栄」のためです。

では、その恋愛をコントロールしているのは何か?
それは、私たちの本能です
この本能によるコントロールにこそ、ときめきが持つ重要な役割があります。

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ときめきは恋愛本能による支配

恋人に支配されるかも

本能が何を考えているのか、私たちは自覚できません。
なぜなら、本能は無意識下で私たちの行動を支配しているからです。

本能(無意識)の情報処理能力は、思考(意識)の約30万倍と言われています。
私たちは気がついていないだけで、行動の大部分を本能によって決定されているのです。

ここで一つの疑問が浮かんできます。
確かに内臓の動きなど意識がおよばない範囲において、本能は問題なくコントロールできるでしょう。
しかし、私たちは限られた範囲であっても、自分の思考で行動を決められるはず。
もし、本能が私たちに思考と異なる行動をさせたい時は、どのようにしているのでしょうか?

その答えは、「快感」と「不快感」です。
本能はこれらの「アメとムチ」を使い分けることで、私たちを支配しようとしています。

もちろん、恋愛も例外ではありません。
私たちが恋愛を「不思議なもの」と考えるのは、自分の意識がおよばない本能によってコントロールされているからです。
ですが、決して本能はいい加減に私たちを恋愛させてはいません。
「子孫繁栄」という明確な目的に向かって、必要なステップを歩ませようとしています。
そのとき使われる快感こそ、「ときめき」なのです

ときめきは本能からの指令

ときめきの指令

本能は自らに組み込まれたロジックによって、「子孫繁栄」を目指しています。
そして、ときめきという快感、不安という不快感によって、私たちに恋愛するよう指令しています。

つまり、私たちは「ときめき」という指令が先にあり、そこから恋愛を始めているのです。
そう考えると、吊り橋効果のドキドキ感がときめきに近い働きがあれば、そこから恋が始まるのも不思議ではありません。
そして、このときめきは特に女性の恋愛判断において、重要な意味を持っています。

男性の恋愛本能は「質より量」。
とにかく間口を広げて、より多くの女性と性的関係を持とうとしています。

一方、女性は性的関係を持つと、多大なリスクを抱えてしまいます。
そこで、限られた情報の中から、より優秀な遺伝子を持つ男性を選ばなければなりません。
その時に女性の恋愛本能は「ときめき」と、「恋愛関係はムリ」という不快感によって相手を判断しているのです。

つまり、男性は好きな女性と恋愛関係になるためには、相手をときめかせる必要があります。
このときめかせ方には、ある大きなポイントが!
それが「日常」と「非日常」です。

女性の日常と非日常

女性の日常

女性は「日常」と「非日常」をハッキリと使い分けています。
そして、「非日常」がとても大好きです。

男性はどちらかというと、新しいものよりも同じものに価値を求める傾向があります。
例えばお店選びでも、男性は「行きつけの店」を持っているとかっこいいと感じるもの。
私も、できれば行きつけのBARなど持ちたいなと思っていました。

しかし、女性は新しいものが大好きです。
世の中の流行をつくるのは、ほとんどの場合が女性。
その高い感性は、旅行、ファッション、グルメなど多岐にわたります。

女性がここまで新しいもの、言い換えれば「非日常」が好きなのには理由があります。
それは、「非日常」で恋愛対象を見つけるため!

狩猟時代において、日常生活は100人程度の集団で営まれていたそうです。
この程度の人数だと、周りにいる人はほとんど近親者。
近親者同士で子供をつくると、遺伝的に問題が発生しやすくなるという問題がありました。

そのため、女性は時折行われる集団同士の交流会で、相手を見つける必要がありました。
そこで女性の本能は、非日常の場面で「ときめき」による恋愛指令を出すようになったと言われます。

これは翻って考えると、日常で出会う男性には、本能はなかなか「ときめき」指令を出さないということです。
つまり、男性が一度、日常的な存在になってしまうと、女性はその人にときめきにくくなることでもあります。
これが「良い友達になってしまうとなかなか恋人になれない」という現象。
分かりやすく言えば、「友達フォルダ」行きということです。

非日常のときめきが恋愛モードに!

非日常のときめきが恋愛モードに!

女性を非日常に連れ出せれば、恋愛モードに入る確率が急上昇します。
非日常と言っても、必ずしも旅行やテーマパークに行くことばかりではありません。

  • 記念日のお祝い
  • 前向きに頑張る姿を見る
  • いつもと違うファッション
  • 素敵なレストラン

このようなちょっとした変化でも、女性は敏感に「非日常」を感じます
そして、その非日常空間で目の前にいる男性を、恋愛対象として見ているのです。

女性の永遠の憧れ、「白馬に乗った王子様に連れ去られたい!」。
これを詳しく分析すると、まさに非日常のかたまりです。

  • 王子という高スペック男性
  • 白馬という数少ない毛色
  • いきなり連れ去られるという劇的変化
  • 素敵な未来が待っているという期待感

この非日常の要素こそが、女性の恋愛本能を刺激します。
「目の前の男性は、優れた遺伝子を持っているのでは?」
「今のタイミングを逃したら、これほど優れた遺伝子の持ち主に出会えないかも?」
そう恋愛本能が考えて、女性に「ときめき」という指令を下します。

女性を非日常に連れ去ろう!

三角関係に悩む女性

もし、気になる女性を口説きたいなら、できるだけ早いタイミングで非日常に連れ去りましょう。
恋に時間はそれほど必要ありません。
むしろ、時間をかけすぎるのは、本能の仕組み上、マイナスに働きます。

まずは、女性に安心感を与える。
私はあなたに危害を加えたりはしない存在。
その上で、あなたの知らない世界=非日常へ連れ去っていく。
そう思わせれば、女性はあなたを恋愛対象として認識せざるを得ません。

そのためにも、あなたは普通の男性であってはならないのです。

周りとは違う「特別な男性」になって、女性を素敵な未来へ連れ去っていく。
そう期待される男性に、成長していきましょう

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