夫婦関係を良くする朝の習慣!ストレスを減らすセロトニンとは
2022年10月25日夫婦関係を良くする秘訣

夫婦関係を良くするにはどうするべきか?
この難問に取り組んでいる方は、たくさんいるのではないでしょうか。
好きになって結婚した二人ですが、日々の生活が続くと恋愛感情は次第に冷めていきます。
そうすると今までは見えてこなかった相手の短所が、なぜか気になってしまうもの。
この小さな気がかりにストレスを感じ始めると、相手の行動すべてを否定しがちになるものです。
短所は誰にでもあるもの。
減点主義で相手を評価し始めると、あなたの心は喜びよりもストレスを強く感じるようになります。
このストレスが積み重なってしまうと、夫婦の間に少しずつ溝ができてしまいます。
人が他人の行動や考えを変えるのは、とても難しいことです。
それよりも、自分自身が物事の考え方を変える方が、より現実的な解決策になります。
あなたは減点主義でパートナーを見ていませんか?
もしそうなら、その根本原因はあなたが抱えているストレスかもしれません。
そのストレスを減らせられれば、相手の長所に目を向けられるようになるでしょう。
まずは、あなたのストレスを減らして、夫婦関係を良くしていきましょう。
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ストレスに弱い不安定な心

みなさんが感じるストレスは、主に外部からの刺激によって発生します。
特に自分にとって好ましくない人間関係は、ストレスの最大要因。
できれば、この人間関係を遮断したいところですが、現実問題としてはかなり難しいでしょう。
ストレスを減らすもう一つの方法が、ストレスに強い精神状態をつくることです。
自分の心が不安定な状態であれば、ちょっとした外部刺激でもストレスを強く感じてしまいます。
例えば、調子が良くてポジティブな精神状態の時を考えてください。
そんな時は多少嫌なことがあっても、「まあこんなこともあるさ」くらいで結構平気なものです。
反対にネガティブな精神状態であれば、周りの一言にも過敏に反応しませんか?
ストレスの主要因は外部刺激であっても、あなたの心の状態で感じるストレス量は大きく変わります。
つまり、精神を意図的にポジティブにできれば、あなたの感じるストレスは減少します。
そうは言っても、自分の感情は思い通りにコントロールできないもの。
どうすればポジティブになれるのか分からないという方も多いと思います。
実は、人間の安定した精神状態は、ある幸せホルモンによってコントロールされています。
この幸せホルモンをうまく分泌させれば、意図的に不安感をなくせます。
その幸せホルモンこそ、「セロトニン」です。
幸せホルモン「セロトニン」とは

セロトニンとは脳内物質のひとつで、感情や神経の安定に作用する幸せホルモンです。
セロトニンが脳内で適切に分泌されると、以下のような効果が見られます。
- 脳が覚醒してスッキリする
- ポジティブな気持ちになれる
- 身体が活動しやすくなる
上記の効果から分かるように、身体と心の状態が良くなりストレスを感じにくい状態になります。
一方でセロトニンが不足すると、人の精神は不安定になっていきます。
イライラや不安感が増して、ストレスを慢性的に感じるようになるのです。
「なんだか気持ちがすぐれない」「妙に身体がだるく感じる」という症状は、もしかしたらセロトニン不足かもしれません。
夫婦関係を良くするセロトニン

日々のストレスが積み重なっていくと、パートナーのちょっとした一言で過敏に反応してしまうもの。
まずは自分のストレスを減らして、相手の言葉をネガティブにとらえないようにしましょう。
ある研究では、セロトニンは人のやる気や幸福感につながる神経伝達物質の90%を占めるとも言われています。
つまり、セロトニンを意図的に分泌させられれば、極めて精神状態を良くできるのです。
夫婦仲が悪くなる大きな原因は会話不足です。
特に女性は会話による愛情を感じられないと、どうしても心が離れていきます。
女性は男性に比べて、セロトニン生成能力が約35%低いと言われています。
そのため毎日心が通じる人と会話しないと、精神がますます不安定になっていくのです。
その一方で、男性はストレスが溜まってしまうと会話に対応する気力が低下します。
男性にとって目的がはっきりしない会話を聞くのは、女性が思う以上に大変なことです。
人の話を聞いている時、男性の脳は話の内容を論理的に組み立てようとする習性があります。
そのため、精神状態に余裕がないと目的がはっきりしない会話にパニックを起こします。
つまり、夫婦関係を良くしていくためには、お互いに精神状態を良くすることが大切です。
そのためにも、セロトニンは絶対に欠かせない幸せホルモン。
セロトニンを適切に分泌させれば、夫婦仲が良くなる可能性はかなり高くなります。
日光とセロトニン

セロトニンは起床直後から、日光を浴びることで分泌されます。
網膜に太陽の光が入ることでセロトニン神経が刺激され、分泌が活性化するのです。
室内照明の光では、明るさが足りないため活性化にはつながりません。
朝起きたらカーテンを開けて、日光を室内に取り込んでください。
きっと頭がスッキリして、活力ある状態で一日をスタートできます。
日中も可能であれば外に出て、日光を浴びることを意識しましょう。
1日15~30分ほど日光を浴びれば、十分効果が期待できます。
網膜から光が入ればよいので、紫外線が気になる方は長袖や日傘を使用してください。
朝の習慣で夫婦仲を良くしよう!

朝はセロトニンにとって大切な時間。
ぜひ、この時間に夫婦でセロトニン分泌を活性化させる習慣を身につけましょう。
まずは、早起きを心掛けて部屋に日光を取り入れましょう。
そして、何より最強の習慣なのが「朝の散歩」。
- 日光を網膜に充分取り込む
- 一定リズムの激しくない運動
- 緑が多く、人ごみなどのストレス環境が少ない場所での歩行
これら、セロトニン分泌に最適な条件が、朝の散歩にはそろっています。
仕事に向かう前に、心と身体をアクティブな状態にしておきましょう。
帰宅後は、男性がもうひと踏ん張りする時間です。
女性は男性よりもセロトニン分泌量が低いので、夜にはどうしても不安な精神状態になるもの。
だからこそ、女性の話を聞いてあげて彼女の不安を取り除きましょう。
女性は会話することで、脳内に幸せホルモンが分泌されます。
この幸せホルモンとあなたの存在が結びつけられれば、あなたへの愛情は増していきます。
夫婦関係を良くするには、何よりもストレスを感じにくい自分をつくること。
そのためにも、セロトニンを活性化させる朝の習慣を大事にしてください。
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投稿者プロフィール

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「人の心理をもっとロジカルに分析できないか」という考えのもと、人間心理の研究と診断開発に一貫して携わってきた専門家。
心理学者・多湖輝氏が主催された「多湖輝研究所」に所属した経験を活かし、診断テスト開発者として30年以上にわたり、多くの企業向けに様々な診断コンテンツを開発。
特に以下の分野で実績を保有しています。
・男女の心理分析: 大手結婚情報誌向け「結婚相性診断テスト」
・性格・学習分析: 大手メーカー向け「教育診断テスト」
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