女性のためらいは勝負ポイント!ここで攻めないと見切られる
2022年10月9日女性から見切られる不思議
女性のためらいに戸惑った経験はありませんか?
気になる女性とデートして、会話も盛り上がって良い雰囲気になった。
これでいけると思って次に誘うと、何だかよそよそしい態度で避けられてしまう。
連絡しても返事がなく、そのまま関係が切れてしまう。
みなさんはこういう経験がありませんか?
時々女性は、男性を一瞬で恋愛対象外として見切ります。
清潔感がないとか態度が悪いなど明確なネガティブ要素で見切られるのであれば仕方ないとも思いますが、原因がはっきりしないケースの方が見切られると男性としては困惑するばかりです。
私も何度か詳しい理由が分からないで、見切られてしまうことがありました。
元に戻れなくても良いから、今後の参考に原因だけでも教えてくれと思っていましたが、女性から本当の原因を聞いたことは一度もありません。
そんな中で「これは痛恨のエラーでは?」と感じたことがあります。
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勝負しなければ負けるだけ
それは若いころに、気になる女性と食事に行ったときのことでした。
当時の私はまだまだ経験不足で、女性心理など少しも理解できていませんでした。
会話の盛り上がりはそこそこで、食事が終わって店を出た後のことでした。
初めての食事だったこともあり、今日はここで一度切り上げようか、それとも一気に勝負をかけるべきか心の中で葛藤していた時でした。
突然、彼女が私に質問してきました。
「ティーエフさんは、他の女性も食事に誘ったりするんですか?」
私はこんなことを質問されるとは全く考えていなかったのですぐに答えられず、混乱している状態で「そんなことはないよ。」と、意味の分からないことを言うのが精一杯でした。
その結果、この女性には見切られてしまい、二度とチャンスはやってきませんでした。
当時の私には彼女がなぜこんな質問をした理由も良く分からず、どう回答すべきだったのか悩んでばかりいました。
恋愛心理学を学んだ今、この時の状況を振り返れば彼女からは2つのチャンスが与えられていたと分かります。
一つは彼女からの質問ですが、もう一つは質問の前に彼女からのサインがあったのです。
そのサインとは「彼女から帰ろうとはしていなかった」ことです。
女性の本能には時間がない
女性の本能は恋愛対象となる男性の選択をできるだけ早く行う特徴があります。
これは狩猟時代において、女性が交配対象を選ぶ環境に大きな影響を受けていたためです。
当時、人間は100~150人くらいの集落で生活を営んでいました。
この狭い人間関係では近親者との交配が増え、遺伝的に弱い子供の出生確率が高くなります。
子孫を繁栄させるためには、女性はできるだけ遺伝子が似通っていない男性との交配が必要でした。
そこで大切な出会いの場となったのが、「他集落との交流」。
通常、集落は自給自足で生活していましたが、時折他の集落と食料や物資を交換する交流が行われていました。
その交流は、他集落の男性という「異なった遺伝子」を持つ相手と交配する貴重な機会でした。
交流で祝宴や祭りなどのイベントが行わる際に、女性は言い寄る男性の中から貴重な「良い遺伝子」を見分ける必要に迫られていたのです。
しかも当時の平均寿命は30歳強。
妊娠、出産、子育てする期間を考えれば、女性の本能には時間的余裕がほとんどなかったのです。
だからこそ女性の本能は恋愛対象の男性を素早く判断します。
女性の本能が「物足りない」と判断すれば、その男性にこれ以上手間をかけられません。
一度見切りをつけた男性に心動かされなくなるのは、こういった本能の働きが影響していると考えられています。
女性から見切られるケース
初デートで女性から見切られるケースには2つのパターンがあります。
- 致命的なマイナス行動
- 女性から仕掛けられるテスト
致命的なマイナス行動とは「この男性って人としてどうなの?」と思われてしまう行動です。
例えば「店員への態度が悪い」「ネガティブな話が多い」「値段を気にする」など。
もうひとつのパターンが女性から仕掛けられるテストです。
このテストが出てくるということは、おそらくそこまでが当落線上の微妙な対応だったのでしょう。
男性であれば時間をかけて理解していけばと考えますが、女性の恋愛本能には時間がないのです。
前述した「他の女性も食事に誘ったりするんですか?」も、仕掛けられたテストだったと思います。
ここで良い回答ができれば、おそらく彼女は私に心を開いていただろうと思います。
私への結論が出ていれば、こんなことは聞かないでしょうから。
今考えれば、彼女は自分に対する「特別感」を確認したかったのかなと思います。
自分は男性にとって特別な存在なのか?
心を開くのに値するほど、自分のことを考えてくれているのか?
自分が仕掛けたテストにしっかりと応えてくれる、「良い遺伝子」を持った男性なのか?
このテストに不合格だった私は、彼女に時間を費やす価値がないと判断されたわけです。
女性のためらいがしかけるテスト
女性は恋愛対象としてふさわしいかに悩むと、何かしらのテストを仕掛けてきます。
このテストが始まる時には、何かしらためらいの時間がよく生まれます。
例えば「会話が途切れる」「帰るそぶりを見せない」「じっとそばにいる」など、何か時間が止まったような空気感が生まれるような感じです。
多くの場合、この空気感の後で今までの盛り上がりが嘘のように乾いた雰囲気になったり、突然のテストが始まったりします。
これは女性が何もしないことで、次に男性がどのようなアクションを仕掛けてくるかを待っている時間です。
女性の多くはコミュニケーションでうまく建前を使って、自分の本音は明かさない傾向があります。
この時間も女性の視点では、あえて受け身となるチャンスを作って男性が「子孫繁栄」にふさわしい遺伝子を持っているかテストしています。
よくよく思い出してみると、私が「他の女性も食事に誘ったりするんですか?」と聞かれる前には、妙に静かな間がありました。
おそらく彼女の恋愛本能は、そこで私がアクションしてくるのを待っていたと思います。
そこでうまくアクションを仕掛けてこない私にしびれを切らし、最終テストとして質問してきたのだと考えています。
その最終テストも落第したため、私に見切られたのではと考えています。
女性のためらいは勝負ポイント
女性からためらいが感じられたときは、恋愛の勝負ポイントです。
もしすでに合格が決定しているのであれば、女性からは明確なアクションがあります。
女性の恋愛本能が「良い遺伝子」と判断すれば、決して逃そうとはしません。
また完全に不合格であれば、女性はためらったりしません。
遠回しな表現ではあっても、明確にNoと意思表示します。
ためらいを感じたのならば、そこは攻めるのが鉄則です。
もちろん、攻めることにはリスクが伴います。
そもそも自分の勘違いという可能性もあります。
そうだとしても、それをスルーするとそこには敗北しかありません。
結果を恐れず、勝負していきましょう!
男性の意思表示
男性は意思表示する際、アクティブに行動することによって相手に自分の考えを伝える傾向が強くなります。
「自分の考えを言葉する」「行動で示す」という分かりやすい表現で、相手に理解してもらおうとします。
「言いたいことがあるならはっきり言え!」という言葉も、男性が使うケースの方が圧倒的に多いのではないでしょうか。
男性には狩りをする時代の特性が本能に根差しています。
狩りは動物との闘いになるため、状況に応じた瞬時の行動が求められます。
だからこそ明確な連携作業が必要になるため「相手がどう思うか?」よりも「いかに素早く的確な行動をとるか?」の方が優先されます。
仲間から嫌われないことに時間をかけていたら、獲物に逃げられてしまいます。
それを防ぐために、素早いコミュニケーションが本能に刻まれているのです。
パッシブサインを見逃すな
一方で女性が求められていたことは、群れを守ることでした。
群れを維持するために最も重要だったのは、人間関係のトラブル。
人間は感情に左右されるため、女性は相手の感情を強く刺激しないように、遠回しな表現やさりげない態度で自分の考えを伝えるというコミュニケーション方法が発達しました。
女性が自分の考えを伝えることが少ないのは、本能的に人間関係のトラブルが表面化することを避けようという考えが刻まれているからです。
このように受け身的な行動で相手に気持ちを伝える方法をパッシブコミュニケーションと言います。
そしてその兆候として表れるのが「パッシブサイン」です。
女性はデートで男性をいいなと感じたら、このパッシブサインを出してきます。
- 自分から帰りについて話さない
- 「今日は遅くなったから帰る?」と聞いてもあいまいな返事しかしない
- 男性の話を全く否定しない
- 身体が触れても離れようとしない
- 相手に近寄っても嫌がるそぶりがない
これらのパッシブサインがあれば、あなたへの評価はかなり高いと思われます。
ここで一線を越えられるかが、まさに勝負ポイントとなります。
女性のためらいは勝負ポイント。
勝負できるかどうかの勇気が、女性から試されているテストかもしれません。
結果を恐れず、頑張って行動してみましょう。
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