モテる男性タイプはどっち?

モテる男性タイプはどっち?男らしさ vs 中性的の魅力とは

2025年8月1日 投稿者: トライフィール

「モテる男性タイプ」に頭を悩ませるのはなぜ?

「モテる男性タイプ」に頭を悩ませるのはなぜ?

あなたは、どちらが女性にモテる男性タイプだと思いますか?

屈強で頼りがいのある「男らしい男性」に憧れを抱く女性は、少なくありません。
その一方で、K-POPアイドルのように美しく、優しさや繊細さを兼ね備えた「中性的な男性」が人気を集めている現実もあります。

それでは実際のところ、女性はどちらのタイプを理想としているのでしょうか?

一見、相反するようにも思えるこの二つの魅力。
それは本当に“気まぐれ”で片づけられるようなものなのでしょうか?

この記事では、「モテる男性像」にまつわるこの謎を、多角的な視点から紐解いていきます。
読み終えた頃には、女性がパートナーに求めているものが、きっと見えてくるはずです。

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現代を象徴する2つのモテる男性タイプ

現代を象徴する2つの男性タイプ

「男らしさ」と「中性的な魅力」。
一見、正反対に思えるこの二つのタイプが、なぜ現代の女性たちに同時に支持されているのでしょうか。
その答えは、女性が男性に求めるものが決して一つではない、という事実にあります。

本能的に惹かれる、生命力や強さ、頼もしさといった「男らしい男性」の魅力。
そして、社会が成熟し、人間関係において精神的なつながりや対等な関係性が重視されるようになった今だからこそ輝く、優しさや繊細さを持つ「中性的な男性」の魅力。

この章では、「男らしい男性」と「中性的な男性」、それぞれのタイプがどのような特徴を持ち、女性のどんな心理に響いているのかを、具体的に掘り下げていきます。

本能が求める「男らしい男性」の魅力

進化的視点では、女性が「男らしい男性」に惹かれるのは、ごく自然なことです。
そして、それは本能に根ざした、合理的な反応だと言えます。

太古の昔から、女性は自分や子どもを外敵や困難から守ってくれる「強いオス」をパートナーとして選んできました。
そして、その傾向は、現代にも遺伝子レベルで深く刻み込まれているのです。

もっとも、現代における「男らしさ」は、単なる腕力や体格の良さだけではありません。
例えば、以下のような資質が挙げられます。

  • 決断力とリーダーシップ:意見が分かれた場面で迷わず判断を下し、周囲を導く力。
  • 物理的な頼もしさ:重い荷物をさっと持ち上げたり、人混みでさりげなく女性をかばったりと、日常の中で自然に発揮される強さ。
  • 精神的な安定感:トラブルが起きても冷静さを保ち、「大丈夫」と安心させてくれる、包容力のある振る舞い。

こうした「男らしさ」は、女性にとって「この人と一緒なら、安心して人生を歩めそう」と感じさせる、深い安心感や信頼感につながっているのです。

時代が求める「中性的な男性」の魅力

現代社会では、男女の役割が以前ほど固定されなくなりました。
この影響によって、女性は男性に対して「守ってくれる存在」よりも、「共に歩む対等なパートナー」を求めるようになっています。
そのため、経済的に自立した女性は、物理的な保護をそれほど重要視しなくなっています。
それよりも、共感力や精神的なつながりを求めるようになったのです。

こうした時代背景の中で注目されているのが、「中性的な男性」の存在です。

  • 共感力の高さ:悩みや愚痴に親身になって寄り添ってくれる優しさ。
  • 価値観の共有:ファッションやカフェ巡りなどを、同じ目線で楽しめる柔軟さ。
  • 穏やかな精神性:威圧感がなく、感情の起伏が少ない、安心できる関係性。

こうした特性は、女性に「この人と一緒なら、自分らしくいられる」という深い安らぎをもたらします。
つまり、現代女性が求めているのは、自分を理解・尊重してくれる“心のパートナー”です。

女性の矛盾する「モテる男性タイプ」

女性の矛盾する心

なぜ女性は、一見すると正反対のタイプに同時に惹かれるのでしょうか。
その背景には、女性がパートナーを選ぶ際に、無意識のうちに「二つの異なる基準」を使い分けているという、生物学的な仕組みが隠されています。

一つは、より優れた資質を持つ子孫を残すための「良い遺伝子」を求める基準。
もう一つは、その子どもを安全に育てていくための、「良い父親」を選ぶための基準です。

実は、これら二つの基準は、それぞれ異なるタイプの男性と結びついており、女性の恋愛感情や安心感に異なるかたちで影響を与えているのです。

この章では、それぞれの基準が具体的にどのような男性像と関係しているのか。
そして、それが女性の心理にどう働きかけているのかについて解説します。

子孫に受け継ぎたい「良い遺伝子」

女性が「男らしい男性」に惹かれる背景には、子孫の生存率を高めるための、「良い遺伝子」を求める本能的な戦略があると考えられています。
生物として、より優れた遺伝子を持つ子どもを残すことは、種の繁栄に直結します。
そのため、女性は「他の女性からも選ばれる男性」を魅力的だと感じる傾向があるのです。

この“良い遺伝子”の指標とされるのが、男性ホルモンであるテストステロン。
そして、テストステロンはその分泌量によって、様々な身体的特徴が表れます。

たとえば、「がっしりとした体格」「低く響く声」「強い競争心」など。
これらは「男らしさ」の象徴であり、進化の過程で女性が魅力を感じやすくなった要素だといわれています。

しかし、この「良い遺伝子」の男性には、大きなリスクが潜んでいます。
「モテる男性」は、多くの女性から選ばれる反面、一人の女性にとどまらず、より多くのパートナーを求める傾向があります。
これは、見方を変えると、“やり逃げ”されるリスクが高いことを意味しているのです。

子供を育てるための「良い父親」

人間の子育ては、他の動物と比べて極めて特殊です。
その理由は、大きな脳を持つ子供が、とても未熟な状態で生まれてくること。

そのため、人間は子供を自立させるまでに、長い年月と手厚いケアが必要です。
その結果、母親一人で子どもを育てるのは困難であり、パートナーである父親の協力が必要だったのです。

このような生物学的な背景から、女性は「誠実な父親像」を求めるようになりました。
それは、「食料を安定して確保する能力」「外敵から守る力」。
そして何よりも「根気強く子育てに関わってくれる姿勢」といった要素を備えた男性を、長期的なパートナーとして選ぶという本能的な戦略です。

こうした特性は、精神的なつながりを重視する現代の価値観と高い親和性を持っています。
そして、女性にとっては「共に歩んでいける、安心できる人生のパートナー」として映るのです。

このタイプの男性は、現代でいう「中性的な魅力」と重なる部分が多くあります。共感力が高く、感情の起伏が穏やかで、精神的な安定感をもたらしてくれる存在です。

しかし、ここにも、一つの“重要な問題”が存在します。
誠実で一途な性格は、より多くの女性と関係を持とうとする「良い遺伝子」とは矛盾する面を持っています。
そのため、浮気のリスクは低い一方で、遺伝的な魅力の観点ではやや物足りなく感じられるケースもあり、女性のパートナー選びをより複雑なものにしているのです。

モテる男性タイプが変わる3つの要因

変化するモテ男性

「モテる男性像」は、決して時代を超えて普遍的なものではありません。
ある時代には「男らしさ」が理想とされ、またある時代には「中性的な魅力」が高く評価される。
こうした傾向の移り変わりを、誰しも一度は感じたことがあるのではないでしょうか。

それでは、なぜ女性が惹かれる男性像は、これほどまでに変化するのでしょうか。
その背景には、女性自身や社会環境などの複雑かつ多層的な要因が関わっています。

この章では、「モテる男性タイプ」が時代や状況によって変わる理由を、3つの視点から詳しく解説していきます。

【社会の変化】時代が「モテる男性タイプ」を左右する

モテる男性のタイプは、社会が「安定しているか」「不安定であるか」によって、大きく変化します。

不安定な時代(戦争、経済危機など)
社会全体が混乱し、いつ生命や生活が脅かされるかわからないような時代。
このような場合、女性は本能的に「生き抜く力」を持つ相手を求める傾向が強まります。

そして、こうした状況下で支持されるのは、「良い遺伝子」
男らしくて頼りがいのある男性が求められるようになります。

たとえば、強いリーダーシップ、即断即決の判断力、そして家族を守れるだけの体力と気力。
そうした資質が、不安定な時代における安心感をもたらすのです。

■安定した時代(平和、豊かさ)
一方で、社会が平和で経済的にも安定している時代はどうでしょうか。
このケースでは、生存の危機よりも「生活の質」や「心の豊かさ」が重視されます。

そのため、パートナー選びにおいては肉体的な強さよりも、「良い父親」としての資質。
つまり、共感力や協調性、精神的な安定感といった要素が重視されるようになります。

こうした特徴を持つ「中性的な男性」は、対等で穏やかな関係を築ける存在として、女性たちに選ばれやすくなるのです。

【女性の心理】自己肯定感がリスク許容度を決める

女性がどのようなタイプの男性を選ぶかは、自己肯定感の高さによって大きく左右されます。
自己肯定感とは、自分に対する信頼や価値の感覚のこと。
実は、これはパートナーのリスク許容度を決定づける、重要な心理的要因なのです。

自己肯定感が高い女性は、「私は魅力がある。」と考えています。
そして、「モテる男性でも、私を選び続けてくれるはず」といった自信につながります。
そのため、「やり逃げ」されるリスクがあっても、「良い遺伝子」を持つ魅力的な男性に惹かれやすく、ハイリスク・ハイリターンな恋愛を選ぶ傾向があります。

一方、自己肯定感が低い女性は、「男性には捨てられる」という不安を抱えがちです。
そのため、「やり逃げ」のリスクを避け、浮気の心配が少ない男性を選ぶ傾向があります。

その結果、彼女たちが無意識に求めるのは、誠実で穏やかな「良い父親」タイプ。
つまり、中性的な男性を選ぶことで、精神的な安定を確保しようとするのです。

このように、女性は自分の心理状態に応じて、無意識のうちに恋愛の戦略を変えているのです。

【女性の身体】生理周期という抗えない本能のスイッチ

女性の身体には、「生理周期」という本能に根ざしたスイッチがあります。
そして、それにより惹かれる男性のタイプが変化することが明らかになっています。

これは、女性が子孫を残すために備えている、生物学的なプログラムの一つ。
そのため、無意識に身体の内部ではその指令が静かに、しかし確かに働いているのです。

■排卵期(最も妊娠しやすい時期)
この時期は、子孫繁栄の本能がもっとも活性化します。
そのため、女性は無意識のうちに、テストステロン値が高く、がっしりとした体格や強い男らしさを持つ「良い遺伝子」の男性に強く惹かれる傾向があります。

ただし、これはあくまで“短期的なパートナー”としての魅力。
「より優れた遺伝子を獲得したい」という本能に基づく戦略なのです。

■排卵期以外(黄体期など)
排卵期を過ぎると、女性の身体は妊娠の維持や体調の安定を優先するモードに入ります。
この時期には、精神的な安定感や共感力を持ち、長期的な関係を築けそうな「良い父親」タイプに魅力を感じやすくなるのです。

このように、女性の好みは単なる気まぐれではなく、身体が発する無意識の“本能のサイン”によって、繊細に変化しているのです。

まとめ:現代の「モテる男性タイプ」とは?

レディーファースト

「男らしい男性」と「中性的な男性」は、どちらか一方が優れているわけではありません。
女性は本能と理性、そして短期的な欲求と長期的な安心感のバランスをとりながら、状況や心の状態に応じて、無意識のうちに求める男性像を切り替えているのです。

言い換えれば、女性の中には、常に二つの異なるニーズが同時に存在しているのです。
ひとつは、「より良い遺伝子を求める自分」
そして、もうひとつが、「安定した家庭を築ける相手を求める自分」です。

それでは、現代において本当に魅力的とされる男性とは、どのような存在なのでしょうか。
それは、こうした女性の複雑なニーズを理解できる男性。
そして、必要なときには頼れる男らしさを発揮し、普段はそっと寄り添う優しさを持つ柔軟性を備えた男性です。

そうした“切り替えのできる男性”こそが、今の時代における「最強のモテ男」と言えるでしょう。

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