不倫の男女差を理解する!男性と女性が不倫に至る心理の違い
2024年12月9日不倫の男女差 どこが違う?
あなたは不倫の男女差を理解できていますか?
現代社会において、不倫はドラマや小説の中だけの出来事ではありません。
芸能人のスキャンダルや身近な人の噂話など、私たちの周りでも頻繁に耳にする問題となっています。
実際、2018年、相模ゴム工業株式会社が20代~60代の14,100名の男女を対象に行った調査『ニッポンのセックス2018年版』によると、既婚者男性の約26.4%、既婚者女性の約15.2%に不倫経験があると回答しています。
不倫は、男女双方にとって大きな決断です。
そして、そこに至るまでには、様々な要因が絡み合っています。
ですが、興味深いことに、男性と女性では、不倫に至るまでの心理や行動パターンに違いが見られることが研究によって明らかになっています。
この記事では、不倫の男女差に焦点を当て、男性と女性が不倫に至る心理の違いを深く掘り下げていきます。
不倫の男女差 心理の違い
男性が不倫に走る心理、そして女性が不倫に走る心理。
一見、同じ「不倫」という言葉でくくられてしまうがちです。
しかし、その背景には、男女では異なる心理メカニズムが働いています。
一体、不倫の男女差は、どのような心理状況に表れるのでしょうか?
それぞれの心理を理解すれば、不倫問題の予防、そして解決にもつながる重要な一歩となります。
それでは、これから男女の不倫心理の違いを紐解いていきましょう。
男性が不倫に走る心理
「男性は浮気をする生き物」
そんな言葉を耳にしたことはありませんか?
もちろん、すべての男性が浮気するわけではありません。
しかし、一般的には、男性の方が浮気しやすいという認識が広まっています。
それでは、なぜ男性はそこまで不倫に走ってしまうのでしょうか?
その理由を探るには、男性特有の心理や本能を理解することが重要です。
ここでは、男性が不倫に走る心理について解説します。
狩猟本能
男性が不倫に走ってしまう理由の一つとして、「狩猟本能」が挙げられます。
これは、男性が新しい女性を追い求め、征服欲を満たす心理メカニズムです。
生物学的な観点から見ると、男性は子孫繁栄のために、より多くの女性と関係を持つようにプログラムされているという説があります。
この欲求は、現代社会においても男性の行動に影響を与えていると考えられています。
また、歴史的に見ても、男性は社会進出や領土拡大など、常に新しい世界に挑戦し、征服することで自らの力を証明してきました。
この征服欲は、恋愛においても発揮される場合があります。
つまり、男性にとって、新しい女性を口説き落とすことは、自らの能力や魅力を確かめる行為であり、達成感や満足感を得る手段となるのです。
承認欲求
男性が不倫に走る心理の背景には、強い「承認欲求」が潜んでいる場合があります。
承認欲求とは、他人から認められたい、評価されたいという、人間の根源的な欲求。
特に、男性は社会的な成功や地位、能力を認められると、自らの存在価値を感じ、自信を深める傾向があります。
多くの女性と関係を持つことは、男性本能にとって自らの魅力や能力を証明する手段です。
これにより、優れた男性として認識されることへの期待感につながります。
また、職場や社会での地位が高い男性ほど、多くの女性から注目されます。
その結果、関係を持つ機会が増えるため、不倫に走る側面もあります。
性的欲求
男性が不倫に走る心理を考える上で、避けて通れないのが「性的欲求」です。
食欲や睡眠欲と同様に、性欲も人間が持つ基本的な生理的欲求の一つです。
種を残すという生物としての本能から、男性は性的な刺激に対して強い衝動を感じやすく、その欲求を抑制することは簡単ではありません。
もちろん、性的欲求は、理性によってコントロールすることは可能です。
しかし、常に性的欲求による葛藤を抱えている男性も多いでしょう。
また、パートナーとの性生活に不満を抱えている場合、その不満を解消するために不倫に走る男性もいます。
例えば、セックスレスやマンネリ化など、パートナーとの性生活に満足できていない。
このような場合、男性は性的欲求が満たされず、他の相手を求める場合があります。
女性が不倫に走る心理
「女性は愛に生きる生き物」
みなさんは、そういう印象を持っていませんか?
もちろん、すべての女性がそうであるとは限りません。
しかし、女性の不倫は男性とは異なり、より複雑で繊細な心理が絡み合っていることが多いのです。
パートナーとの関係における愛情不足や、日々の生活で感じる孤独感、そして、パートナーへの不満や経済的な問題など…。
女性が不倫という道を選択するのは、様々な要因が複雑に絡み合っているのです。
ここでは、女性が不倫に走る心理に深く迫っていきます。
愛情不足
女性が不倫に走る背景には、「愛情不足」が影響しているケースが多く見られます。
女性は男性と比べて、脳内物質セロトニンの分泌量が少ない傾向があります。
セロトニンは、精神安定作用や幸福感をもたらす神経伝達物質。
このセロトニンが不足すると、人は不安やイライラを感じやすくなります。
そのため、女性は男性よりも不安を感じやすく、心の安定を求めて、パートナーからの愛情表現を強く求めます。
しかし、パートナーとコミュニケーション不足に陥いるとどうなるでしょうか?
女性は愛情不足を感じ、孤独や寂しさに苛まれることがあります。
「私のこと、本当に愛しているの?」
「彼は、私にとって必要な存在なのだろうか?」
そんな不安や疑問が、女性の心を蝕んでいくのです。
女性はその不安から心の拠り所を求めて、他の男性に目を向けてしまいます。
特に、夫婦間のコミュニケーション不足やマンネリ化によって、愛情表現がおろそかになり、女性は満たされない思いを抱えるようになります。
愛情不足は、女性の心を不安定にさせ、不倫という危険な道へと誘い込んでしまうのです。
孤独感
女性が不倫に走る心理を理解する上で、「孤独感」も重要な要素です。
女性は、男性よりも共感能力が高く、コミュニケーションを通して人間関係を築くことを得意とします。
これは、進化の過程で、女性が自分と子供の生命を守るために、周囲の人々と協力し、助け合う必要があったため。
つまり、女性にとってコミュニケーションは生存戦略の一つなのです。
そのため、家庭や職場で孤立してしまうと、女性の本能は生命の危機を感じ取ります。
そして、女性は不安や恐怖に襲われ、心の安定を失ってしまうことがあります。
「このままでは、私と子供は生きていけない…」
女性本能のそんな危機感から、女性は夫以外の男性に助けを求めることがあるのです。
他の男性と関係を持つことで、女性は孤独感を解消し、精神的な安定を得ようとします。
また、男性から愛情を受けて、自分と子供が守られているという安心感を得ることもあります。
しかし、これはあくまでも本能的な行動であり、理性的な判断とは言えません。
パートナーへの不満
女性が不倫に走る心理には、「パートナーへの不満」も大きく関わっています。
夫婦生活が長くなると、価値観や生活習慣のズレが生じやすくなります。
- コミュニケーション不足
- 家事・育児の分担に対する不満
- 金銭感覚の違い
- 性格の不一致
- 趣味や嗜好の違い
このような不満が積み重なり、夫婦関係に亀裂が生じることがあります。
また、女性は本能的に、自分と子供を守ってくれる男性を求める傾向があります。
もし、現在のパートナーとの生活が破綻した場合、次のパートナーを探そうとするのは、女性の本能的な行動と言えるでしょう。
さらに、パートナーの浮気に対するあてつけとして、不倫に走る女性もいます。
「彼が浮気をするなら、私も…」
このような心理から、復讐心や嫉妬心で不倫に走ってしまうケースもあるのです。
経済的な問題
近年、女性の社会進出が進み、経済的に自立する女性が増えてきました。
それに伴い、経済的な問題が女性の不倫に影響を与えるケースも増加しています。
経済的な自立は、女性に自由と選択肢をもたします。
このような女性は、男性に頼らずに生活できるため、パートナーとの関係に依存する必要がないのです。
そのため、パートナーとの関係に不満や不安を抱えた場合、経済的な理由で関係を継続したりする必要性が減り、不倫に走りやすくなる可能性があります。
不倫の男女差 脳の構造やホルモンの違い
男性と女性では不倫に走る心理的な背景に違いがあることが分かりました。
しかし、不倫の男女差は、心理面だけにとどまりません。
実は、脳の構造やホルモンの影響も、不倫行動に深く関わっていると言われています。
男性と女性の脳は構造や機能の違いが、近年の脳科学研究で明らかになってきました。
また、男性ホルモンと女性ホルモンの分泌量の違いも、男女の行動や思考に影響を与えていると考えられています。
ここでは、「脳の構造の違い」と「ホルモンの影響」という2つの観点から、男女の不倫の違いをさらに深く探っていきます。
脳の構造の違い
男性と女性の脳は、構造や機能にいくつかの違いがあることが知られています。
例えば、男性脳は、感情と理性を切り離して考える傾向があります。
そのため、平常時は感情的な情報よりも理性的な情報を優先しがちです。
しかし、これは見方を変えると、時に男性は衝動的に行動することも意味します。
男性は理性のタガが外れてしまうと、感情に支配されてしまい、後先考えずに危険な行動をとってしまうことがあるのです。
不倫に関しても、男性のこのような傾向は見られます。
目の前にチャンスがあると、リスクを顧みずに飛び込んでしまう傾向が強いのです。
「今、この瞬間が楽しければいい」 「バレなければ問題ない」
そんな風に考え、衝動的に不倫関係に陥ってしまう男性も少なくありません。
一方、女性は感情と理性を統合して考える傾向があります。
そのため、女性が不倫に走る場合は、計画的な行動を見られることが多いです。
「バレないように慎重に行動する」 「離婚後のことを考えて関係を築く」
このようなリスクヘッジをしながら、不倫関係を進展させていく女性もいます。
もちろん、これはあくまでも傾向であり、すべての男性が衝動的で、すべての女性が計画的というわけではありません。
しかし、脳の構造の違いが、不倫の男女差に影響を与えている可能性があることは、興味深い事実と言えるでしょう。
ホルモンの影響
人間の行動や感情は、様々なホルモンの働きによってコントロールされています。
特に、性行動に大きく関わるのが、男性ホルモンと女性ホルモンです。
男性ホルモンは、テストステロンを代表とするホルモン群で、性欲や攻撃性、筋肉の発達などを促進する働きがあります。
一方、女性ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンを代表とするホルモン群で、妊娠や出産に関わるだけでなく、感情の安定や共感性を高める働きがあります。
これらのホルモンは、年齢とともに分泌量が変化していきます。
男性の場合、テストステロンは20代をピークに徐々に減少していきます。
そのため、若い頃は性欲が旺盛ですが、年齢を重ねるにつれて性欲が減退し、落ち着いてくる傾向があります。
一方、女性の場合、エストロゲンは30代後半から40代にかけてピークを迎えます。
そのため、若い頃は性欲がそれほど高くなくても、年齢を重ねるにつれて性欲が高まり、積極的に男性を求めるようになる女性もいます。
このように、男性と女性では性欲のピークが異なります。
これにより、男性は性欲が減退しているのに、女性は性欲が高まっているという状況では、夫婦生活がうまくいかず、不満が募る可能性があります。
その結果、男性は若い女性に、女性は性的に活発な男性に目が向いてしまい、不倫に走ってしまうケースもあるのです。
不倫に至らないために
ここまで、不倫の男女差について、様々な角度から見てきました。
男性は本能的に突き動かされやすく、衝動的な不倫に走りやすい傾向があります。
一方、女性は、感情的な要因から不倫に走りやすく、比較的計画的な行動をとる傾向があることが分かりました。
しかし、共通しているのは、不倫は決して幸せな結末をもたらさないことです。
不倫は当事者だけでなく、その家族や周囲の人々を深く傷つける行為です。
一瞬の快楽や安らぎのために、大切なものを失う可能性があることを、忘れてはなりません。
不倫がパートナーや家族に与える影響を認識し、責任ある行動をとっていきましょう。
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