妻への不満ランキングTOP5

妻への不満ランキングTOP5!夫が怒る本能的理由を解説

2023年5月5日 投稿者: トライフィール

妻への不満を抱える夫たち

妻への不満を抱く夫

妻への不満には、男性の思考形態が大きく関係しています。

前回、アップしたブログ『夫への不満ランキングTOP5!妻が怒る本能的理由を解説』。
おかげさまで、とても多くの方から好評をいただきました。

夫への不満ランキングTOP5

※参考記事

夫への不満ランキングTOP5!妻が怒る本能的理由を解説

夫への不満をランキング形式で紹介。妻は夫のどんな行動に不満を抱いているのか?その原因を女性本能の観点から解説します。

そこで、今回は「夫だって妻に不満を言いたい!」という男性陣の心の声を代弁して、妻への不満ランキングTOP5を紹介します。

妻同様、夫の持つ不満にも、男女による本能の違いが大きく関係しています
ただし、女性に比べると男性が持つ不満の理由は、意外と単純です。
そのため、個人的にはポイントさえ理解すれば、比較的簡単に解消されるような気がします。

そこで、今回の記事では夫が抱えている妻への不満ランキングと、男性がそれらの不満を持ってしまう理由について解説します。

妻への不満ランキング

妻への不満ランキング

ここで紹介するランキングは、いくつかの調査結果を独自に集計したものです。
あくまで独自のランキングですので、参考程度にお読みください。

それでは、夫への不満ランキングを発表していきましょう。

第5位 『金銭感覚が合わない』

第5位は、妻と金銭感覚が合わないことです。

  • 妻はブランド品や最新の家電を買いたがるが、夫は安物や古いもので済ませる
  • 夫は小遣い制で自由に使えるお金が極端に少ない
  • 子供の服やおもちゃ、教育費などにお金をかけすぎる
  • 妻は夫の収入に不満を言うが、夫は妻の使い方に口出しできない
  • 外食や旅行に対するお金の使い方が食い違う

男性が金銭感覚において抱く不満の大きな理由は「不公平感」です。

なぜなら、男性の本能は、基本的に狩猟時代における「狩り」をベースにつくられているからです。
そして、狩りは獲物という成果を得るために、リスクを冒す必要があります。

狩りの最中には、獲物に襲われてケガを負ったり生命を失うかもしれません。
また、獲物を持って帰れなければ、「役に立たない」と判断されて仲間から外される可能性もあります。

そのため、男性にはこのようなリスクに挑むモチベーションが必要でした。
そのモチベーションの一つが、獲物の分配です。

もしリスクの高い仕事をして成果をあげれば、より多くの分配を得られる。
また、リスクの低い仕事しかしていないのであれば、少しの分配しか得られない。
このリスクとリターンのバランスが、男性にとってはとても重要な要素なのです。

そのため、男性は不公平感がある分配に、強い不満を抱いてしまいます。

第4位 『生活がだらしない』

第4位は、妻の生活態度にだらしなさを感じてしまうことです。

  • 食事の準備や片付けをしないか、適当に済ませる
  • 部屋や洗濯物が散らかっていても気にしない
  • 約束や時間を守らないか、すぐに忘れる
  • 自分の体や健康に気を使わずに、不規則な生活や偏った食事をする
  • 感情的な行動が多く、計画性や責任感に乏しい

パートナーのだらしなさに不満を持つのは、男女とも同じこと。
ですが、男性の持つだらしなさへの不満は、女性とは若干、異なる傾向にあります。

男性が仲間を評価する大きな基準は、「いかに自分の役割を果たしたか?」です
そのため、男性はコミュニケーションに問題がある相手でも、役割をしっかりと果たしてくれる場合はほとんど問題としません。

その一方で、どんなに性格的には良い人であっても、役割を果たせない人とは一緒に行動しないという特徴もあります。

なぜなら、狩猟時代における男性の評価は、どれだけの成果をあげられたか。
つまり、結果に結びつかない相手と組み続けることは、自分の評価を下げることにもつながったのです。

そのため、男性の本能は、生活態度のだらしないパートナーには、どうしても強い不満を持つ傾向にあるのです。

第3位 『性格や価値観が合わない』

第3位は、夫婦における最大の問題ともいえる「性格や価値観の食い違い」です。

  • 妻は感情的で衝動的だが、夫は理性的で慎重
  • 妻は安定や平穏を求めるが、夫は変化や冒険を好む
  • 妻は現実的で実利的だが、夫は理想的で夢見がち
  • 妻は社交的で外向的だが、夫は内向的で引っ込み思案

生活を共にしているとはいえ、基本的には他人同士だった夫婦です。
ある意味、そこに考え方や感じ方の違いがあるのは、当然のことと言えます。

人は恋愛感情を抱くと、脳内にドーパミンなどの強い快楽を感じる脳内ホルモンが分泌されます。
実は、これらの脳内ホルモンには、ネガティブ情報を冷静に判断できなくなるという効果があります。
そのため、強い恋愛感情を抱いている時は、性格や価値観の違いは問題として認識されなくなってしまうのです。

しかし、これらの脳内ホルモンは、長くても3年くらいで分泌が止まると言われています。
そうすると、人は冷静な判断力を取り戻し、相手との食い違いをしっかりと検討するようになります。

その結果、性格や価値観の違いが、とても大きな問題になってしまうのでしょう。

第2位 『愛情や尊敬が感じられない』

妻への不満、第2位は妻から愛情や尊敬が感じられないことです。

  • 夫の話を聞かない、または聞いても興味がなさそうにする
  • 夫の意見や提案を否定的に批判する、または無視する
  • 夫の仕事や趣味に対して軽視したり、馬鹿にしたりする
  • 夫の仕事や家事を当然とみなし、感謝や褒め言葉がない
  • 夫に対して冷たく接し、スキンシップやセックスを避ける

実は、男性の本能には「女性に認めてもらいたい」という、とても強い欲求があります
なぜなら、男性の子孫繁栄戦略は、「弱肉強食」だからです。

人間の本能的な夫婦関係は、一夫多妻制です。
現代社会の価値観とは異なり、生物学的に子孫繁栄を目指すなら一夫一妻制の方が合理的な選択なのです。

そのため、男性が子孫を残すためには、女性から選ばれる存在になる必要があります。
だからこそ男性は、女性から認められることに強い快感を得る傾向が強いのです。

特に、夫婦として生活を共にするパートナーは、基本的には男性にとってNo.1の女性です。
その女性から認められないという状態は、男性の本能にとっては存在意義に関わる重大問題となります。

第1位 『家事がいいかげん』

夫が妻に抱く不満の堂々第1位は、「家事がいいかげん」なことです。

  • 料理の味付けや盛り付けが適当
  • 掃除の仕方が雑で、隅々まで行き届いていない
  • 物の置き場所や収納方法を決まっていなく、散らかしたまま
  • 洗濯の分別、干し方、たたみ方がいいかげん
  • 食事の時間が自分中心で不規則

この項目については、第3位の「生活がだらしない」という不満の心理と同じものが作用しています。
特に、人間の本能は狩猟時代の「役割分担思考」を根強く持っています。

そして、現代社会の価値観と合わない面があるものの、本能は「男性は狩り」「女性は家事」という考え方を元に構築されている状態です。
そのため、どうしても家事という役割をしっかりと果たせていない妻には、強い不満を持つ傾向にあります。

妻への不満を生む「役割分担思考」

役割分担

男性は、原始時代から狩猟をして家族を守るという役割を担ってきました。
そして、自分の役割を全うするという本能は、今でも男性思考の中に色濃く残っています。

この役割を分担するという思考は、女性の本能が考える役割分担と若干異なります。

女性の本能は、お互いが困ったところを助け合って、全体として大きなミスや問題を起こさないことを重視しています。
その一方で男性は、それぞれが独立した役割を任され、自分の責任において全うすることを求めています。

人間は単体では決して強い動物ではありません。
一対一で獲物と勝負すれば、多くの場合負けてしまうでしょう。

だからこそ、人間は集団で狩りを行います。
そのため、狩りではお互いが役割を全うする連携プレーが必要だったのです。

狩りにおいて、役割を果たさないメンバーがいると、それは生命の危機に直結します。
それが、自分の仲間、ひいてはパートナーに対しても、しっかりとした役割分担を求める思考になっているのです。

考え方を変えていこう!

考え方を変えていこう

ここまで、夫が妻に抱く不満のランキングを紹介しました。

私たちの感情は、本能から大きな影響を受けています。
しかし、その本能は狩猟時代をベースにつくられていて、現代社会の価値観とは大きく異なっています。

現代は社会の仕組みが大きく変わり、男女の役割分担に関する考え方も激変しました。
そんな中、本能の影響を受けた感情にとらわれすぎると、日常生活での不満が大きくなってしまいます。

パートナーには様々な思いはあるものの、二人の生活は二人で作り上げていくものです。
そのためにはお互いの違いを理解し、どうすればより良い方向に進めるかを考えていく必要があるでしょう。

過度な「役割分担思考」は、男性が女性への不満を抱いてしまう状況を生み出す要因の一つです。
その解消には、男性自身が自分の無意識の思い込みに気づき、性別によらない働き方や生き方の多様性を認めることも必要です。

また、女性も男性が喜ぶ行動を理解して、現代社会にマッチした働き方や生き方の多様性を認め合える関係をつくっていきましょう。

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