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結婚して幸せになるのは男性?女性?幸福度と寿命から分析!

結婚して幸せになるのは男性?女性?幸福度と寿命から分析! 夫婦

結婚して幸せになれますか?

結婚して幸せになれますか

結婚して幸せになれるのは…男性?それとも女性?

誰だって幸せになるために、結婚しようとしています。それに、幸せのかたちは十人十色。もちろん、本人同士が幸せと感じるかどうかが一番大切なのは、当然のことです。

しかし、私は若いころには「結婚ってそもそも幸せなことかな?」と考えていました。多くの場合、男性はそれほど結婚願望を持っていない気がします。その理由は、結婚から得られるメリットより、背負う責任が重いと感じられていたから。

現代の価値観で考えるなら、何も男性だけが経済的責任を背負う必要はありません。しかし、実際にはその重圧を感じる男性は多く、私も心のどこかでそうなんだろうなと思っていました。

今では、結婚することは必ずしも幸せの条件ではありません。だからこそ、結婚することのメリットを考えなければならない時代とも言えます。

そこで、個人個人の価値観ではなく、社会的に結婚して幸せになるのは男性なのか?女性なのか?それをいくつかの観点から、検証してみたいと思います。

夫婦関係の満足度

まず一番気になるのは、結婚して幸せを感じているのか?そこで、夫婦関係の満足度について、『リクルートブライダル総研』の「夫婦関係調査2021」を調べてみました。

夫婦関係満足度
全体20代30代40代50代60代
67.7%64.3%70.3%55.8%72.3%73.4%
66.7%77.0%71.1%62.2%60.3%71.1%

全体の夫婦関係満足率は、夫67.7%に対して妻66.7%。この点については、ほとんど差のない結果となりました。

また、男性の夫婦関係満足度の特徴は、40代では急落しているものの、全体としては年齢とともに上昇。一方で、女性は50代まで満足度が減少しますが、60代で急上昇しています。

それぞれ特徴はあるものの、夫婦関係満足度については、それほど大きな差はないようですね

結婚しないで幸せなのは女性?

次に夫婦関係ではなく、個人の幸福度を調べてみました。世界価値観調査による先進25ヵ国の未婚/有配偶者、男性/女性別の幸福度です。

幸福度得点

幸福度については各国にバラツキはあるものの、全体としては結婚することでアップしているようです。つまり世界的にみれば、結婚は幸せにつながるということでしょうか

ですが、日本に焦点をしぼってこの調査結果を見てみると、世界の流れとは違う特徴が見えてきます。その中で最も特徴的なのは、独身女性で最も幸福度が高いのは日本だということです。

しかも、世界的には結婚すると幸福度が上昇するのに対して、日本女性は幸福度が減少するという結果に。女性の中で減少している国は、日本を含めても数ヵ国しかありません。

よくあるステレオタイプでは、「結婚したがる女性、結婚から逃げる男性」などと言われることがあります。ですが、幸福度の観点からは、女性は結婚する前の方が幸福度が高いようです。

未婚男性はつらいよ

未婚男性はつらいよ

日本の未婚女性が高い幸福度を示す一方、日本の未婚男性幸福度は25ヵ国の中で最低になっています。
今の未婚男性には、一体何が起きているのでしょうか?

いくつか原因は考えられるでしょうが、その中でとても興味深い仮説がありました。

年収別に幸福度を20~50代未既婚で比べると、未婚も既婚も年収が上がるごとに幸福度は増しますが、同じ年収でも未婚と既婚とでは幸福度に大きな差があります。年収100~900万円の間ではほぼ20ポイントの差が均等にあります。

むしろ、未婚男性は1000万円の年収で幸福度が頭打ちになり、それ以降は下がる傾向すら見られます。これを見る限り、年収より未婚か既婚かの配偶関係のほうが幸福度に強く影響を与えていると考えられます。

東洋経済オンライン 「際立つ「40~50代未婚男性」幸福度の低さの背景

この記事によると、恋愛経験のあるなしが幸福度に大きく影響しているそうです。未婚男性の中でも「恋人がいない人」の幸福度が低く、なかでも「一度も恋人がいない人」は著しく低くなっています

そういえば、自分の独身時代を振り返ってみると、恋人がいない時ってどこか「自分がダメな存在ではないのか?」という気持ちはありました。そういう意味では、日本の男性にはいまだ「家庭を持ってこそ一人前」という根強い価値観があるのでしょうか?

確かに、未婚男性と有配偶者男性との幸福度がこれだけ異なることから考えると、結婚することは男性の幸福度アップにつながると言えそうですね。

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結婚して寿命が延びるのは?

幸せにとってかけがえのない要素の一つは、「健康」です。健康=寿命の長さとではないですが、基本的に相関関係があることは確かだと思います。

そこで、厚生省の人口動態調査を元に、結婚した場合の寿命を調べてみました。

有配偶未婚死別離別
男性80~84歳65~69歳85~89歳70~74歳
女性75~79歳80~84歳90~94歳80~84歳
配偶関係別の死亡者数の中央値

まず、男性の寿命を見てみると、有配偶と未婚では明らかに大きな違いがあります。単純な比較では、有配偶と未婚では約15年の寿命差が生まれることになります。

また、離別した場合も有配偶より10年ほど寿命が短くなっていることを考えると、結婚と男性の寿命には大きな関係があるようです。

一方、女性は有配偶と未婚では、有配偶女性の寿命が5年ほど短くなっています。「それって、女性は結婚すると寿命が縮まるってこと?」。そう考えてしまいそうですが、そういうわけではないようです。

確かに未婚女性の寿命は短くなっていますが、その代わりに死別女性の寿命が長くなっています。社会全体的な傾向として、女性の方が平均寿命が長いことや、夫婦間では女性の方が年齢が低いことを考えると、先に男性が亡くなって死別している人が多いということでしょう。

結婚して幸せになるのは!

男性に心をよせる

ここまで様々な観点から、結婚すると幸せになるかを調べてみました。あくまで統計的な観点ですが、結婚して幸せになるのは「男性」のようですね

もちろん、これは全体的な傾向であって、個別にはいろいろあると思います。

正直、私も結婚については、いろいろと言いたくなることはあります。しかし、結婚していなかったときと比べると、明らかに食事環境は良くなっています。また、独身時代にあった「俺、なにやってんだろう…」という考えも、結婚してからは考える暇がなくなりました。

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「ただ一緒にいれば幸せ」なのか?
忙しい日々のなかで、夫婦の満足度を最大化する時間のデザイン。

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限られたリソースの中でいかに心の距離を縮め、お互いの幸福度を高め続けるか。日常のコミュニケーションをアメイジングに変え、二人の絆を「最強のチーム」として機能させるためのコツをロジカルに解説します。

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いろいろあっても、結婚して楽しいことが多いのは確かだな。そう感じた、今回の分析結果でした。

投稿者プロフィール

半田 将人
半田 将人
「人の心理をもっとロジカルに分析できないか」という考えのもと、人間心理の研究と診断開発に一貫して携わってきた専門家。

心理学者・多湖輝氏が主催された「多湖輝研究所」に所属した経験を活かし、診断テスト開発者として30年以上にわたり、多くの企業向けに様々な診断コンテンツを開発。

特に以下の分野で実績を保有しています。
・男女の心理分析: 大手結婚情報誌向け「結婚相性診断テスト」
・性格・学習分析: 大手メーカー向け「教育診断テスト」
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