パートナーの夢を応援できる?

パートナーの夢を応援できる?夫婦が選ぶべき選択とは

2024年4月26日 投稿者: トライフィール

大切なのは夢?現実?

大切なのは夢?現実?

パートナーの夢を応援するか否かは、夫婦関係において最も悩ましい問題の一つです。

人は誰でも、自分の持つ夢を実現したいと願っています。
そして、本気で夢を実現したいのであれば、多少のリスクを冒してでも挑戦しようと考えます。

しかし、これが結婚をして家庭を持つ状態ですと、問題はそう簡単ではありません。
なぜなら、そこにはパートナーや子供に対する責任が存在するからです。

夫婦関係において、お互いの夢を尊重し、支え合うことは大切です。
同時に、夢を追うだけでなく、現実的な生活も維持する必要があります。

「できれば、パートナーの夢を応援したい!」
「だけど、家庭や子供をリスクを負わせたくない」


大切なのは夢か?現実か?
この重大な選択が、夫婦に求められます。

パートナーの夢を応援するメリット

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パートナーの夢を応援することは、単に相手を支えるだけではありません。
そこには、自分や子供の人生も豊かにする可能性があります。

もちろん、パートナーの夢を応援することは、決して簡単なことではありません。
しかし、夢に向かって行動するからこそ、得られるものがあるのも事実です。

ここでは、パートナーの夢を応援することで得られるメリットについて解説します。

①運命共同体になれる

パートナーの夢を応援することは、夫婦を真の運命共同体へと導く力を持っています。

夫婦で夢を追うには、お互いが積極的に協力することが欠かせません。
これは、時に困難な道となり、夫婦の衝突を生み出すこともあるでしょう。

しかし、一つの目標に向かって協力するという関係は、二人の精神的な結びつきを強くし、理解を深めるきっかけとなります。
そして、夢を共有して支え合うことで、夫婦は互いに欠かせない存在となります。

実際に、我が家も、サラリーマン時代は役割分担がはっきりしていて、相手を理解できない部分がいろいろとありました。
しかし、起業したことで、お互いの連携が強まり、運命共同体としての意識は強くなりました。

夫婦が共通の夢に向かって行動するからこそ、得られる信頼関係は必ずあります。

②お互いに成長できる

パートナーの夢を応援することは、自分自身を成長させる絶好の機会です。
何かしらの夢を追うことは、これまでとは違う新しいことに挑戦すること。
そのため、夢を実現するためには、夫婦がお互いに成長することが必要です。

例えば、夢を追って起業したケースを考えてみましょう。
会社に雇われている立場であれば、自分の担当業務をこなせば問題ありません。
しかし、経営者になれば、会社の全責任を負う立場に変わります。
そうすると、これまでやってこなかった経営に関する仕事を行う必要も生まれ、必然的に自ら学ぶことが要求されます。

これまで、やってこなかったことを、新たに学ぶのは大変なことです。
その一方で、新しいことを学ぶ機会が生まれることは、これまでと違う視点を知ることで夫婦がより社会を深く理解できるというメリットもあります。
実際、私たち夫婦も起業したことで、簿記や経理、マーケティングなど、様々なことを学んでいきました。

夢を応援することは、単に相手を助けることだけではありません。
共に成長し、より良い人生を築くきっかけにもなります。

経済的成功を得られる

パートナーの夢を応援することは、経済的な成功につながる可能性があります。
夢の内容次第ではあるものの、基本的にはハイリスクハイリターンな挑戦。
だからこそ、夢を実現できた場合には、大きな利益を得られます。

もちろん、夢に現実性がない場合は論外です。
しかし、ある程度の現実性がある夢であれば、これからの取り組みで実現可能性を高めることで、経済的な成功を収める可能性は十分に存在するはずです。
そして、夢を実現できた場合、その経済的成果は家庭にも反映され、自分や子供にも大きな見返りをもたらします。

もちろん、夢を実現することは、簡単な道のりではありません。
しかし、夢に計画性があり、努力を惜しまない覚悟があれば、挑戦する価値は十分にあるはずです。
リスクを過剰に恐れるのではなく、挑戦が成功に結び付く可能性も考えましょう。

④社会変化に対応できる

現代社会は、AIやIT技術の発展などにより、かつてないほどの速さで変化しています。
従来の「公務員なら安心」「大企業なら安心」という考え方は、もはや通用しなくなっているのです。

このような変化の激しい時代には、変化に対応できる柔軟性と多様性が重要です。
そして、パートナーの夢を応援することは、まさにこの柔軟性と多様性を身につける絶好の機会と言えるでしょう。

  • 新しいスキルや知識を習得する
  • 新しい人脈を築く
  • 挑戦する勇気を持つ
  • 失敗から学ぶ

このような挑戦から得られる経験は、変化の激しい時代を生き抜くための力となります。
一方で、変化に適応できないことは、これからは大きなリスクとなるかもしれません。
変化の激しい時代を生き抜くためには、パートナーと共に挑戦し続けることが大切です。

パートナーの夢を応援するデメリット

パートナーの夢を応援するデメリット

パートナーの夢を応援することは、メリットばかりではありません。
そこにはデメリットも存在し、その重要性を理解しておくことは、夫婦間で具体的な話し合いを行うためにも重要です。

ここでは、これらのデメリットについて解説します。

①自分の夢との葛藤

パートナーの夢を応援することは、時に自分の夢との葛藤を生むことがあります。

例えば、夫は地方で農業をしたいのに対し、妻が東京でキャリアアップしていきたいという夢を持っていると、両者の夢は衝突する可能性があります。
このような場合には、お互いの夢が、何とか共存できる道を探すことが重要です。

ただし、ここで対象としているのは、家庭に大きなメリットを生み出す夢。
分かりやすく言えば、仕事や収入に大きな影響を与える夢です。

「安心を得たい」「家庭に専念したい」「趣味」など、性質が違う夢は別次元で語らないと、話がかみ合わなくなってしまいます

②経済的な負担

夢を追う時に、もっとも大きなリスクとなるのが経済的な負担です。
特に、安定収入を失うことは、家計に大きな影響を与えます。

例えば、パートナーが会社を辞めて起業する場合、収入がゼロになる期間が長引く可能性があります。
その間、家計を支えるのは自分一人になるかもしれません。

また、夢を実現するために、資金が必要となる場合があります。
もし融資や投資を受ける場合は、返済のリスクをしっかりと検討する必要があります。
パートナーの夢を応援することは、経済的な負担が伴うという覚悟が必要です。

③時間的制約

夢を達成するためには、先の見えない状況での努力が必要です。
そのため、どうしてもパートナーには時間的な余裕がなくなります。
これは家庭における自分の役割が増えるだけでなく、パートナーとコミュニケーションを取る時間も減ることを意味します。

もし、夫婦がコミュニケーション不足になると、すれ違いが生まれることもあります。
しかし、そのような状況でも、相手を応援できるかどうかを考えることが大切です。
確かに、以前のように二人一緒で楽しめる時間は減るかもしれませんが、夢という共通の目標を持つことで夫婦の絆が強くなることもあります。

④失敗した時の影響

夢を追い、努力を重ねることは素晴らしいことです。
しかし、どんなに頑張っても、必ずしも成功するとは限りません。
成功の裏側には、失敗という影が常に存在します。

もし、夢に失敗した場合、経済的な問題以外にも家族や周囲の人々、そして自分自身に大きな影響が及ぶ可能性があります。

経済的な困窮は、家族の生活を大きく圧迫し、精神的な負担も増加します。
また、周囲からの冷たい視線や陰口は、家族にとっても大きな苦痛となります。
特に、子供は周囲からの影響を受けやすく、自信を失うかもしれません。。

さらに、失敗した本人がやる気を失うこともあります。
もし、挑戦に失敗した時、本人が再起できる強さを持っているのかは、重要な検討ポイントになります。

パートナーの夢を諦めさせる意味

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パートナーが夢を追いかけると、家庭には様々なリスクが発生します。
そのリスクを恐れるあまり、夢を諦めて欲しいと考えるのは、ある意味当然のこと。
しかし、パートナーの夢を諦めさせるという行為には、想像以上に深い意味合いがあることを理解する必要があります。

仮に、あなたがパートナーの夢を諦めさせたとしましょう。
そして、パートナーとあなたは、平穏な人生を送れたとします。
その時、パートナーは「良い人生だった」と思うでしょうか?

人は 「行動しなかったことへの後悔」 を、必ず抱えるものです。
そうすると、あなたの言葉によって諦めた夢は、パートナーの中で「挑戦できなかった後悔」として残ります。

さらに、もしその後、リストラなど不測の事態が起こったとしたらどうでしょうか?
パートナーの「あの時、挑戦しておけばよかった」という後悔は、さらに深くなるはずです。

つまり、パートナーの夢を諦めさせることは、どのような結果になろうとも、後悔という影を伴う人生を歩ませることになります。
もちろん、パートナーの夢が本気ではなく、現実性が乏しい場合は、冷静に話し合うことが重要です。

しかし、人生をかけて挑戦したいという 強い意志 を持っているパートナーに対し、確実に後悔する人生 を求めるのは、現時点で夫婦の信頼関係に問題があることを示しているのではないでしょうか。

パートナーの夢を応援しよう!

パートナーの夢を応援しよう!

夫婦がどのような決断をするかは、二人で話し合って決めるべきことです。
しかし、今回はあえて極端な結論を述べてみました。

この結論は、あまりにも偏っていないか、妻に意見を聞いてみました。
そうすると、
「パートナーの本気の夢を応援できないのなら、それは夫婦の信頼関係がどこかでおかしくなっている」
「夢を諦めさせるのは、自分側のメリットだけを要求している」
「そんな関係では一時的に問題回避できても、いつか破綻してしまう」

とのことでした。

夢を追うことは、確かにリスクを伴う選択です。
しかし、パートナーが本気であれば、その夢を応援してあげられる夫婦でありたいと思います。
そして、夢に向かって支え合えることが、夫婦の信頼と愛情を深めると信じたいです。

パートナーの夢を応援できる夫婦をめざして

役割分担

これまで、パートナーの夢を応援するか否かについて解説してきました。
人間であれば、リスクを恐れるのは当然のことです。
しかし、パートナーと共に生きるということは、時に困難や葛藤を二人で乗り越えていく覚悟も必要だと考えます。

もちろん、パートナーの夢を応援することに伴うリスクや課題もあるでしょう。
しかし、二人でしっかりと話し合い、計画を立て、協力することで、多くの困難を乗り越えられるはずです。

大切なのは、パートナーの夢を「自分がどう思うか」という視点ではないはず。
「パートナーにとって何が大切なのか」という視点で見られるかではないでしょうか。

パートナーの夢を応援することは、二人にとって大きな挑戦となるでしょう。
しかし、その挑戦を乗り越えることで、より深い愛情と信頼で結ばれた、かけがえのない関係を築けると信じています。

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